ルアンパルバーンを満喫したあと、少し欲張ってビエンチャンへ移動。11月の満月の日に開催されるラオス最大級の祭典へ参加するためです。世界一なんにもない首都と言われているビエンチャンで、果たしてどんな出会いが待っているのでしょうか?
ラオス国営空港のかわいらしいプロペラ機に乗って、ビエンチャンに。
暑い!さすがに北に位置するルアンパルバーンとは違い、完全に夏です。
空港のタクシーカウンターで一台お願いしました。77000キープ。ドルの方がレートが良かったのでここではドルを使うと良いかもです。
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今回の宿は『パスーク ビエン チャントラホテル』
決め手はパトゥーサイに近く、タートルアンのお祭りにもアクセスの良い点です。(英語はほぼ通じません。ジェスチャーで乗り切るのみ)
まずはパトゥーサイ付近の観光
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ランチはパトゥーサイカフェで。なんともおしゃれ。ウェイターもおしゃれな男の子だった。
パトゥーサイから徒歩5分。
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ビールもこんな風に飲むとよりおいしそう。
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ここで食べたラープは生涯最高のラープだった(ただし、しっかり辛い)。サーモンも捨て難かったけど、王道の鶏のラープを注文。ラオビアが進む!
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日差しが容赦無く照りつけます。いったん、ホテルに戻って日が陰るまでおひる寝。
ラオス旅のハイライト タートルアン祭りへ。ハプニングありました!
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ホテルの近辺にはそれなりの数のトゥクトゥクがいます。値段は交渉次第。15000キープでOK出ました〜。タート・ルアンを目指します。
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たくさんの屋台です。食べたらお腹を壊すかな・・・。ここは遠慮しておきます。
タート・ルアン寺院が見えてきました。
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持ち上げて・・・
掴みます・・・!
中に入ろうとしたら、ここでハプニングが。なんと警備に駆り出されている学生さんに、中に入るのを拒まれました。シン(正装のスカート)を履いてないと入れないというのです!思いっきりジーンズ履いてます。ビア・ラオTシャツにジーンズです!これは誤魔化しきれません。ここまで来て・・・orz
(あとで確認しました。他の方のブログを見ると寺院の中には入るにはシンで正装する必要があるようです。リサーチ不足でした。ご注意ください。)
そういえば、屋台で洋服売ってたな…シンもあるかも!と思い当たり、屋台の方向へ戻ります。人の多さにくらくらなりながら、探し回りました。何軒かあるにはありますが、最低でも一枚3500円から。持ち金が足りません・・・。安いと思って飛びつくと子供用の小さいの・・・これではミニスカートになってしまう!
4000キロも旅して、ロロはタートル祭りに参加できないのか!
屋台のおばちゃんに泣きつき事情を話すと、吊り下げていたシンを1枚持ってきてくれました。値段は持ち金全部(150,000キープと5ドルで2,300円くらい)。試着をお願いすると、なんとスカートじゃない!裁縫してないただの布です。泣きそうになっていると、おばちゃんが布紐をむんずと掴んできて、ベルト代わりに巻いてくれました。
こんな感じ↓
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Tシャツで隠せば立派にシンです。おばちゃんに何回もお礼を言って(ここまで全てジェスチャーでの会話)、寺院へ。しかし、万一ほどけてしまったら人様にパンツを晒すことになってしまうので油断はできません。
寺院の前では、ロウソクを持った人々が熱心にお経を唱えていました。その間、門は閉じています。かなり長くお祈りしているので、不安に。お祭りはひょっとしてももう終わっちゃったの・・・?前に並んでいた若い女性に「私たちは中に入ることができる?」ラオス語にgoogle先生に翻訳してもらったページを見せると、私のシンをチラリと確認し、ニッコリ微笑んで「Yes!」サムズアップしてくれました。その笑顔に不安な気持ちは消し飛びます。
30分はお祈りしたでしょうか。開門です。人々が雪崩れ込みます。火のついたロウソクを持った人々が大量に門に向かうのです。長く伸ばした髪を思わずかばいます。いよいよ中へ・・・!
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すごくご利益ありそうです。
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満月が美しい。
皆、大切にロウソクを持ちながら寺院の周りをぐるぐる回っています。ロウソクが尽きるまで回ると願いが叶うとかそういうご利益があるのかもしれません。
近年、観光客が厳かな儀式中に騒いだり、迷惑になるほど写真撮影をしているとの記事を目にしていたので、撮影は最小限に。僧侶の撮影は控えようと決めていたロロです。
が、しかし!少年僧や地元の方の何人かがロロをガン見しています。ロロを明らかに指を差して、一眼レフを向ける人も・・・。まさか、偽シンがばれたのか!?思わずスカートの位置を確かめます。大丈夫、ずれてない。
恐らく、彼らは日本人が珍しいのだと思います。一緒に写真撮影をおねだりされたというようなブログを見ました。それにしても、そんな珍しいものなのか?地球上のどこに行っても日本人がいるイメージですが。
有り金を全部使ってしまったので、ホテルへは歩いて帰りました。大通りを歩いたので、夜中でも危険は感じません。
最終日、ビエンチャン街歩き。
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ホテルからの眺め。目の前は学校でしょうか。早朝から人が賑わっていると思っていたら、托鉢してました。
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朝ごはん。
ホテルの送迎でダウンタウンへ。40,000キープ(500円くらい)で送ってもらえました。
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まずはショッピング。『地球の歩き方』に掲載されていた「HER WORKS」と「LAO TEXTILES」をハシゴ。二軒は同じ通りにあります。HER WORKS、すごく素敵。ロロの感性に突き刺さります。素朴なコットンの風合いがたまりません!
シルク工芸好きには、LAO TEXTILESが好みに合うと思います。
HER WORKSで思わずたくさんお買い上げ。ショルダーバッグまで買ってしまった。
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続いて、最後のマッサージ。『CHAMPA SPA 3』
ビエンチャンでは、ここがほぼ一択みたいですね。ずっと気になっていたアロママッサージをオーダー。161,700キープ(約2,000円)。さすがに首都ビエンチャン、ルアンパルバーンほど格安ではないです。ここも激痛系マッサージでした。肩肉が引きちぎられるかと思った。
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ランチは地元で愛される『KHOP CHAI DEU』。ラオ語で、ありがとうの意味。
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何カ国語、分かりますか?ロシアに行く前に覚えたスパシーバがあったりして、ちょっとなつかしい。
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お料理はこんな感じ。2人前くらいあります。
ビール飲み比べ。ここで初めてビア・ラオゴールドと、黒ラベルを堪能。辛い料理に冷えたビール。うん、しみ込む。
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タラートサオショッピングモールです。お土産が安くで買えたらいいなと思ったのですが、結論としては、何も買うものがなかった!薄暗くて、コピー商品の山。しかもクオリティが限りなく低い。新しい方のモールにはたくさんの種類のシンが吊り下げられていて、シン目的ならいいのかも。
こういうのも一つの経験!と前向きなロロです。
モールでトゥクトゥクを拾って、空港へ向かいます。
50000キープ支払って、「コープ・チャイ」とお礼を言って、空港の入り口に向かうと、後ろから呼びかける声が聞こえてきます。振り返ると、日焼けした顔に満面の笑顔で、トゥクトゥクのおじちゃんが手を振ってくれています。振り切れるほど大きく。私も両手いっぱいでバイバイしました!
空港です。あっさり入れた。この軽さが大好き。
空港内にはちょっとしたお土産やさん(驚くほど高い!)があり、ラオスバージョンのスタバがあります。またPrayer Room(お祈りする部屋か?)がありました。
乗り換えのハノイのラウンジで急いでシャワーを浴び、1時間ほど仮眠。ベトナム航空で関空へ向かいます。
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朝ごはんなのでちょっと地味な機内食。
6:40に KIX に到着。その足で仕事に向かうというかつてない弾丸ぶりでした。
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